「あわびトシロ」、「イカの口(生)」、「しゅうり貝(ムール貝)のむき身」……まるで大槌町内のスーパーの鮮魚売り場のような 品揃え。しかし、ここは大槌町吉里吉里にあるSASAMO(ササモ)の工房。色合いも光沢もまるで本物のようですが、ミニチュアサイズ。エポキシ樹脂でできています。
この精緻な海の幸フィギュアを制作している山崎さんは、55歳にしてこの世界に入った遅咲きの職人。何かにつけて「おもしろい」が口癖で、好奇心旺盛。社会人になって以来、地元の山田町や宮古市で葬儀業や飲食店の経営・経理など、ものづくりとは異なる世界を歩んできましたが、「子どもたちが大きくなり自立が見えてきたので、知らない地域でやったことのない仕事をしてみるのも面白いんじゃないかと思い、仕事を探して応募しました」
それまで知人の紹介で転職したことはあったものの、長らく就職活動をしていなかった山崎さん。「ちゃんとした就職活動をしてみたい」と思い、ハローワークに通って転職にチャレンジしましたが、年齢を理由に8社から断られ、その後にハローワークで紹介されたのがササキプラスチックの求人でした。
会社のサイトを開くと「できませんはございません!」の文字が目に飛び込んできました。「本当に鳥肌が立つくらいにゾクゾクしたというか、ここだ!と直感しました」。これが運命の出会いになりました。
ササキプラスチックは、高度な切削技術によるプラスチックやアルミの加工を得意とする会社で、自動車部品や医療機器開発のための試作モデルを手掛けてきましたが、2000年代後半の経済不況と東日本大震災をきっかけに、大手企業からの受託の仕事だけではなく、高い技術力を活かして地域から喜ばれる仕事もしたいと考え、 一般向けの商品開発にも取り組もうとしているタイミングでした。
面接の際に山崎さんが持参したのが、趣味の釣りで魚拓の代わりに作っていた「魚拓ブローチ」。これを面接で見せたところ、発想のユニークさと完成度の高さが佐々木弘樹社長の目に留まり、「一緒に面白いものを作りませんか」と採用が決定。造形師としての新しい人生がスタートしました。
「あわびトシロ」、「イカの口(生)」、「しゅうり貝(ムール貝)のむき身」……まるで大槌町内のスーパーの鮮魚売り場のような 品揃え。しかし、ここは大槌町吉里吉里にあるSASAMO(ササモ)の工房。色合いも光沢もまるで本物のようですが、ミニチュアサイズ。エポキシ樹脂でできています。
この精緻な海の幸フィギュアを制作している山崎さんは、55歳にしてこの世界に入った遅咲きの職人。何かにつけて「おもしろい」が口癖で、好奇心旺盛。社会人になって以来、地元の山田町や宮古市で葬儀業や飲食店の経営・経理など、ものづくりとは異なる世界を歩んできましたが、「子どもたちが大きくなり自立が見えてきたので、知らない地域でやったことのない仕事をしてみるのも面白いんじゃないかと思い、仕事を探して応募しました」
それまで知人の紹介で転職したことはあったものの、長らく就職活動をしていなかった山崎さん。「ちゃんとした就職活動をしてみたい」と思い、ハローワークに通って転職にチャレンジしましたが、年齢を理由に8社から断られ、その後にハローワークで紹介されたのがササキプラスチックの求人でした。
会社のサイトを開くと「できませんはございません!」の文字が目に飛び込んできました。「本当に鳥肌が立つくらいにゾクゾクしたというか、ここだ!と直感しました」。これが運命の出会いになりました。
ササキプラスチックは、高度な切削技術によるプラスチックやアルミの加工を得意とする会社で、自動車部品や医療機器開発のための試作モデルを手掛けてきましたが、2000年代後半の経済不況と東日本大震災をきっかけに、大手企業からの受託の仕事だけではなく、高い技術力を活かして地域から喜ばれる仕事もしたいと考え、 一般向けの商品開発にも取り組もうとしているタイミングでした。
面接の際に山崎さんが持参したのが、趣味の釣りで魚拓の代わりに作っていた「魚拓ブローチ」。これを面接で見せたところ、発想のユニークさと完成度の高さが佐々木弘樹社長の目に留まり、「一緒に面白いものを作りませんか」と採用が決定。造形師としての新しい人生がスタートしました。